オールセラミックの治療期間と治療の流れ

オールセラミックの治療期間と治療の流れ

オールセラミックの治療期間と治療の流れ

オールセラミックは、審美性が高く、白く美しいことから人気の治療法です。オールセラミッククラウンやインレーに興味があり、どれくらいの治療期間を要し、どのような流れで治療が行われるのか気になっていませんか?

今回は、オールセラミックの治療期間と治療の流れを、順を追ってご説明します。

前歯のオールセラミック治療の流れ

よく行われるのが、前歯のオールセラミック治療です。その治療の流れを時間や通院回数と共にみていきましょう。

問診とドクターカウセリング

問診とドクターカウセリング

まずは歯科医師による問診とカウンセリングが行われます。オールセラミッククラウンやインレーを入れる場合、歯が欠損している、銀歯から差し替えたいという希望があるかと思います。そうした希望を歯科医師に伝え、さらに実際の口の中の状況を診てもらい、オールセラミックを適応できるかどうかを確認します。

また、どのように治療を行うのかの説明を受け、不明な点や不安なことを歯科医師に直接尋ねるチャンスもあります。問診とカウンセリングの時間は歯科医院によって異なりますが、30~60分程度と考えておきましょう。

治療を受けることが決まれば、より細部の検査を行うために、レントゲン撮影や口の中の写真撮影を行うこともあります。

歯の形成

歯の形成

必要最小限で歯を削り、歯の形成を行います。もし、比較的多くの量を削る必要がある場合、神経を抜く必要が出てくることもあります。その場合、根の治療を行います。

仮歯で咬み合わせを記録し、歯茎の状態を整える

仮歯で咬み合わせを記録し、歯茎の状態を整える

歯を削ったら、オールセラミックの本歯ができるまでに、見た目をよくするためと、咬み合わせを記録するために仮歯を被せます。また、差し歯をすると歯茎が下がったときに違和感が出ることがありますので、仮歯と合わせて歯茎の状態を整える意味でも仮歯期間は重要になります。仮歯そのものは、口の中に合わせてオーダーメイドで作るのが一般的です。

歯型取り

歯型取り

仮歯をつけたら、その状態で2週間過ごします。実際に生活してみて、違和感や咬み合わせの状態、痛みの有無などを確認します。問題なければ、オールセラミックの本歯を作るために口の中の型を取ります。この歯型をもとに模型を作って、本歯を作ります。

セラミック歯の製作

セラミック歯の製作

セラミック歯を作ります。歯型をもとに本歯を製作していきます。このセラミックの製作工程は、歯科技工士が歯科技工所または併設のラボで製作するのが一般的です。手順は技工所や歯科医院によって異なりますが、まず通常は歯型に石膏を流して模型を作ります。昔は、この後もすべて手作りで本歯を作っていましたが、最近では技術が進歩し、クラウンの内側の部分であるコーピングは機械が作る方法が取られることが多いです。ネットでセンターにデータを送ると、その通りにコーピングを作って届けてくれます。

コーピングが技工所に届けば、歯科技工士がそのコーピングにセラミックの粉を溶かしたものを何層にも盛り付けてセラミッククラウンを作成していきます。このとき、自然な歯の色に近い色に作っていきます。自然の歯に近づけるために、ステイニングといって着色する方法もあります。これをステイン法と呼びます。

ある程度できたら焼き上げて、機械できれいに削って自然な歯に近づけていきます。この後はツヤ出しをするなどして仕上げていきます。

また近年は、短期間でセラミック歯が製作できるセレックという方法で製作する方法も出てきています。

セラミック歯の装着

セラミック歯の装着

セラミックの本歯が完成したら、いよいよ仮歯を外して装着します。専用のセメントでセラミックの歯を接着していきます。治療開始から最短で3~4週間後に本歯を装着できます。ただ個人差があるため一概にはいえません。

セラミック歯の装着後の確認

セラミック歯の装着後の確認

セラミック歯を装着したら、2週間ほどその歯で日常生活を送ります。しっかり固定されているか、セラミック歯が接着している接着剤を取り残していないかなどを確認します。

定期検診

定期検診

装着後の確認で問題がなくとも、普段の生活の中で何か不具合が起きてくることもあるかもしれません。異変にすぐに気づけるよう、任意で定期検診を受けることで安心してオールセラミック歯を使い続けることができます。また、オールセラミックの寿命を伸ばし長持ちをするコツでもあります。

前歯のオールセラミックの治療期間

前歯のオールセラミックの治療期間

前歯のオールセラミックの治療期間はどれくらいなのでしょうか。また、最短、通院回数なども気になりますよね。確認していきましょう。

治療する歯の本数は?

前歯1本をオールセラミッククラウンにする場合、基本的に2週間ごとに通院するのが一般的です。最短だと2回の通院で、約2週間で治療を終了することができます。

治療する歯の本数が増えれば増えるだけ時間がかかるため、期間もかかります。複数本の場合、およそ1ヶ月から3ヶ月かかると想定しておきましょう。

口腔内の状態は?

口腔内の状態によっても期間が変わります。例えば、歯の土台に虫歯がある場合は虫歯治療が必要になりますし、神経を取る必要がある場合は神経治療、歯茎の調整をしたい場合は歯肉整形を行うこともあります。その場合は期間が長くなります。

治療期間中の治癒によっても左右される

治療期間中、虫歯や歯茎、神経治療の治癒のスピードによっても、全体の治療期間が変わります。これは個人差がありますので実際に治療を受けてみないと分からないところがあります。

治療期間中、どれくらいの期間を必要とするのかは、あらかじめ歯科医師に尋ねておけば、ある程度知ることができそうです。

【まとめ】オールセラミックの治療期間と治療の流れ

オールセラミックの治療期間と治療の流れをご紹介してきました。期間には個人差がありますので、自分はどれくらいの期間がかかるのかカウンセリングのときに歯科医師に尋ねて把握しておきましょう。


妊娠中でもオールセラミックの治療はできるの?

妊娠中でもオールセラミックの治療はできるの?

オールセラミックの治療をする最適な年齢は?高校生でもできるの?

オールセラミックの治療をする最適な年齢は?高校生でもできるの?

オールセラミックの治療で八重歯は治せるの?

オールセラミックの治療で八重歯は治せるの?

オールセラミックで受け口は治るの?

オールセラミックで受け口は治るの?

オールセラミックとインプラントは治療内容で選択肢が変わる

オールセラミックとインプラントは治療内容で選択肢が変わる

前歯の出っ歯・すきっ歯はオールセラミックで矯正できる?

前歯の出っ歯・すきっ歯はオールセラミックで矯正できる?

関連記事

ジルコニアセラミックのメリットとデメリット

ジルコニアセラミックのメリットとデメリット

ジルコニアセラミックの特徴と治療の種類

ジルコニアセラミックの特徴と治療の種類

オールセラミックのデメリットは?

オールセラミックのデメリットは?

受け口はセラミック矯正で治せるの?

受け口はセラミック矯正で治せるの?

八重歯で乱杭歯状態の歯並びはセラミック矯正で治せるの?

八重歯で乱杭歯状態の歯並びはセラミック矯正で治せるの?

セラミック矯正治療で何ができる?

セラミック矯正治療で何ができる?

インビザライン

  1. インビザラインがマウスピース矯正で人気な理由

    2018.09.13

    インビザラインがマウスピース矯正で人気な理由

  2. 世界400万人以上の実績!インビザラインのメリットとデメリット

    2018.09.13

    世界400万人以上の実績!インビザラインのメリットとデメリット

  3. マウスピース矯正の種類っていくつあるの?

    2018.09.13

    マウスピース矯正の種類っていくつあるの?