高校生から始める歯列矯正のメリットとデメリット

高校生から始める歯列矯正のメリットとデメリット

今、高校生の方や、高校生のお子さんをお持ちの親御さんで、歯並びが悪いことを気になっている方へ。

ちょうど高校入学を迎えた時期は永久歯も生え変わった後というのが一般的です。そのため、いよいよ大人の仲間入りとなり、歯列矯正も大人と同等のものを検討し始める必要があります。そこで今回は、高校生から歯列矯正を始めたいと思っている方に、高校生から始めるメリットとデメリットをご紹介します。

高校生から歯列矯正を始めるメリット

高校生から歯列矯正を始めるメリット

まずは、高校生の16歳~18歳くらいまでの年齢で歯列矯正を始めるメリットはどこにあるのかを6つご紹介します。

大人になってからの歯列矯正と比べ抜歯のリスクが少ない

歯並びが悪い状態というのは、多くの場合、顎が小さすぎて歯がすべて並びきらないことによって起こります。よって、子供の歯列矯正では主に成長中の顎を矯正装置によって広げることで歯を並べます。

しかし、大人は顎の成長が止まっているため、顎を広げる矯正装置は使わず、抜歯をして隙間をつくり、そこへ歯を移動させることできれいな歯並びを実現する方法がよく用いられます。その点、高校生は子どもと大人のちょうど境目にある時期です。この時期は、顎の成長はほぼ終わっているものの、一般的な大人と比べるとまだ骨の代謝が活発です。そのため、抜歯をしなくても歯を移動しやすいことから抜歯のリスクが少なくなります。

大人になってからの矯正より治療期間が短い

歯を移動しやすいということは、大人の歯列矯正と比べて早く歯が移動することから、矯正期間が短くなる可能性が高まります。ワイヤー矯正は年単位で治療が必要になりますので、その点、治療期間が少しでも短くて済むのは大きなメリットです。

歯列の悪化を防ぐことができる

歯がまだ動きやすいということは、放置しておけばさらに悪化するという可能性もないわけではありません。また、大人でも咬み合わせが悪いと、歯列は悪化するといわれています。まだ10代のうちに将来の歯列のさらなる悪化を防ぐことができます。

歯列矯正後の後戻りが少ない

歯列矯正後は、歯はもとの位置に戻ろうとします。そのため、矯正後も保定装置を一定期間付けて後戻りを防ぐ必要があるのです。若者ほど後戻りが少ないといわれているため、高校生のうちに行っておけば、より後戻りのリスクも減ります。

若いうちから歯に対する意識が上がり、虫歯や歯周病のリスクが減る

虫歯や歯周病のリスクは、正しい知識がなければ自分事に感じることができません。しかし、歯の知識は学校ではほとんど習いませんし、日常的にもそれほど話題にはならないものです。そうした中、歯列矯正を受けることで、より若いうちから歯に親しみ、歯医者さんに通うといった行為を通じて、より歯に対する意識を上げることができるでしょう。そうすれば自然と虫歯や歯周病リスクが軽減されていきます。

社会人になってから歯並びのコンプレックスを抱えなくて済む

高校生のうちに、人生の早い段階で歯並びを治しておけば、社会に出てから、堂々としていられます。歯並びのコンプレックスを抱えなくても済むことで、仕事をする上で支障なく人間関係を築けるでしょう。

高校生の歯列矯正の種類

では、いざ高校生が歯並びを治したいと思った場合、どのような治療方法の種類があるのか、みていきましょう。

高校生のワイヤー矯正

高校生のワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、最もポピュラーな歯列矯正です。ブラケット矯正とも呼ばれます。ブラケットとは、プラスチックの小さな四角い形をした装置で、歯の表面に取り付け、ワイヤーで固定して歯を徐々に動かしていく方法です。しかしワイヤー矯正は歯磨きがしにくいため、虫歯リスクが高まります。高校生はまだブラッシングがうまいとは限らないため、十分にブラッシング指導も必要になります。

高校生のマウスピース矯正

高校生のマウスピース矯正

マウスピース矯正もよく行われます。透明のマウスピースを口にはめ、一定期間ごとに新しいものにつけかえていき、徐々に歯を動かしていきます。自分で取り外せるのでブラッシングも通常通り行えるため、高校生にはマウスピース矯正のほうが勧められることもあります。

高校生から歯列矯正を始めるデメリット

高校生から歯列矯正を始めるデメリット

しかし一方で、高校生から歯列矯正を始めることにはデメリットもあります。

高校生からでは遅いと感じることも

まず一つに、高校生から矯正をするのでは遅いと感じることがあるようです。なぜなら先にも述べた通り、高校一年性はちょうど永久歯の生え変わりが終わる時期であるためです。そのため、もう歯を動かしにくいのではないかと思われます。しかし先ほども述べたように高校生はまだ骨の代謝が活発であるため、それほど遅いということはありません。

治療に対する不安や見た目の問題

高校生は、ちょうど思春期で見た目を子どもよりも気にすることもあるでしょう。その場合、ワイヤー矯正のように目立つものは避けたいと思うかもしれません。また、多感な時期ですので治療に対する不安も大きいことはあるでしょう。

【まとめ】高校生から始める歯列矯正のメリットとデメリット

高校生から始める歯列矯正のメリットとデメリットをご紹介してきました。総合的に考えると、高校生の時期に歯列矯正を始めたいと思ったら、ぜひタイミングを逃さないようにするのがよさそうです。デメリットについては、それを解決できる方法を歯科医師に尋ねてみるのもいいかもしれません。


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