セラミック矯正治療の流れと治療期間

セラミック矯正治療の流れと治療期間

セラミック矯正治療の流れと治療期間

歯の矯正と聞くと、まず思い浮かぶのが、年単位の矯正期間ではないでしょうか。ワイヤー矯正は、2~3年かかるというのを耳にしたことがある方もいるでしょう。そう聞くと、歯の矯正をしようという気持ちが挫折してしまう方も少なくないかもしれません。

そこで注目なのが、治療期間が短い矯正治療として知られている「セラミック矯正」です。 もちろん、歯科治療のゴールは、ただ治療が早く終わることではなく、ご自身の求めるものが達成されるかどうかです。そしてどんな治療にも良い点と悪い点がありますので、その両方をきちんと理解することが大切です。その上で、短期間で治療結果が得られるということは、決断の大切な要素になりうるでしょう。 そこで今回は、短期間で矯正が可能なセラミック矯正の流れと治療期間について解説します。

セラミック矯正とは

セラミック矯正とは

セラミック矯正は、歯を削り、土台を作った上で、セラミックの差し歯を被せることで、歯並びを治す治療です。

セラミックの差し歯とは、セラミックの素材を使用して作られた歯のことで、さまざまな種類があります。すべてセラミックで作られたオールセラミック、歯の内側が強度の高いジルコニアになっているジルコニアセラミック、歯の内側に金属が施されたメタルボンドなどがあります。いずれもセラミックの特長である、白くて透明感があり、天然の歯に近しい自然な美しい歯を実現できる歯になっています。 よって、セラミック矯正は、歯並びをきれいに整えることができるだけでなく、白く美しい歯になる矯正治療法といえます。

ただ、患者様の歯並びや希望の仕上がりによっては、歯を多く削る必要があることがあります。その場合、神経をとることもあります。歯を削って神経をとると、将来、その削った歯がだめになるのではないかというご不安を抱える方がいらっしゃると思いますが、セラミックの歯を被せても、被せなくても、歯のお手入れを毎日欠かさずしっかりと行っていれば虫歯や歯周病のリスクが減るように、セラミックを被せた歯も、きちんとケアしてあげることで長く使うことができます。

また、セラミックの歯そのものが割れやすいといわれることもありますが、特別な事故などに遭わない限り、セラミックが壊れるリスクは10年の間に10%以下といわれています。

セラミック矯正のメリットは短期間での矯正

セラミック矯正のメリットは短期間での矯正

このセラミック矯正の最大のメリットと過言ではないのが、短期間で矯正ができることです。他の矯正方法との期間の違いを比べてみましょう。

ワイヤー矯正の矯正期間

装置を付ける期間は2~3年です。終わった後は後戻りを防ぐための保定期間が2年ほど必要です。

マウスピース矯正の矯正期間

治す歯の本数や状態によって変わってきます。平均的には1~2年ほどになります。

セラミック矯正の矯正期間

2週間おきに5回程度の通院などになり、2~3ヶ月程度で完了します。

このように、セラミック矯正は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの歯を直接ゆっくり動かして矯正する歯列矯正と比べ、大幅に時間が短くなることが分かります。 特にワイヤー矯正は治療期間中、装置を外せないため、審美性に劣ります。

その点、セラミック矯正は、セラミック歯が出来上がるまでの仮歯期間についても、審美性に問題が生じることはありません。これも大きなメリットといえます。

セラミック矯正の流れと治療期間

セラミック治療の流れをご説明しましょう。お口の状態やご希望の仕上がりによって個人差はありますが、おおよそ次のような流れと期間で行われます。

初回治療~神経治療・虫歯治療など

初回治療~神経治療・虫歯治療など

セラミックの差し歯を装着するベースとなる歯の神経治療が必要な方や、虫歯がある方は初回に治療をします。

【約2週間後】

仮歯を入れる

仮歯を入れる

初回治療を行った場合、その炎症反応や痛みが落ち着くのに約2週間を待ちます。歯を削り土台となる歯を作り、仮の歯にします。

仮歯期間

仮歯期間

仮歯を使ってみて確認・調整する2週間ほど仮歯を使っていただき、壊れたり痛みが出たりしないか、歯茎の状態は安定しているかなどの確認、しゃべり方や口元の変化に慣れる期間を過ごします。

【約2週間後】

型取り後、セラミック歯を作成

型取り後、セラミック歯を作成

仮歯が使い慣れたら、歯の型取りをします。その型取りの結果、作成された模型を用いて、セラミスト(歯科技工士)がセラミック歯を丁寧に作成します。

【約2週間後】

仮歯を外してセラミック歯を装着する

仮歯を外してセラミック歯を装着する

約2週間ほどの期間でセラミック歯が完成します。仮歯を外し、出来上がったセラミック歯をはめ込みます。よって、仮歯を装着する期間は、トータルで4週間程度、およそ1ヶ月ほどになります。

【約2週間後】

セラミック歯を2週間使用したら治療完了

セラミック歯を2週間使用したら治療完了

仮歯の時と同様に、セラミック歯を2週間ほど使用していただき、色、痛みの有無、噛み合わせに問題がないかなどを確認の上、問題がない状態になれば治療は終了となります。 つまり、セラミック歯が入るまでの流れは1~4の各2週間ですから、合計で最大8週間程度。最短で2ヶ月ほどで治療を終了することができます。

定期健診

定期健診

セラミック装着後は、虫歯治療後と同様に、数か月に1回プロケアを受け、定期検診を受けてメンテナンスをしましょう。

【まとめ】短期間で矯正が可能なセラミック矯正の流れと治療期間

セラミック矯正は、短期間で矯正が可能な矯正方法となります。また、治療期間は最短で2ヶ月となっており、ワイヤー矯正などの年単位の治療期間と比べて大きく期間が短縮できます。セラミック矯正のメリットとデメリットをよく理解した上で、矯正を検討してみましょう。


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