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歯を失った時の再建方法とは

歯の健診の画像

虫歯や歯周病が進んでしまい、歯ブラシや詰め物、被せものなどの治療ではどうにもできず、そのまま放置するとかえって骨や歯茎、他の歯に悪い影響を与えるとして、やむを得ず抜くことになってしまった歯。骨は骨折しても、骨芽細胞によって徐々に治ることがありますが、歯は一度抜いてしまったら自然には決して回復しません。乳歯ならば、大人の歯(永久歯)が生えてくるのを待つ手段もあるでしょう。しかし、その永久歯を抜歯することになってしまったら、どうしたらよいのでしょうか。

歯を失ってしまったら放置をしないで早期の治療を

失った歯をそのままにしておくと、様々な悪い影響が出ます。

失った隣の歯が空いたスぺースに倒れてきたり、失った歯が噛み合っていた反対側の顎の歯が落ちたり上がったり、空いた部分に食べ物が挟まって、近い歯の虫歯や歯周病、口臭の原因にもなりえます。また歯を支えていた骨は、歯を失うとどんどんと痩せてくぼんできます。

そのままにすることで、後の治療時に審美的にも噛み合わせ的にも作ることが難しくなるなどの問題もでてきます。歯を失ってしまったら、できるだけ時間をあけず新しい歯の再建を考えましょう。

きちんとした歯科医師であれば、抜歯の前に治療方法を説明してくれるはずです。

再建方法が決まった状態で抜歯に挑めると、抜く際に骨を足す処置をしたり、歯茎を移植する方法も選択肢に入ってきます。これはその後の再建した歯の仕上がりも関わります。

歯の再建方法どんな方法があるの?

では再建方法は何があるのでしょうか。

入れ歯による歯の再建方法

一つは入れ歯です。

ピンク色の歯茎部分と白い人工歯が付いていて、歯茎と隣の残っている歯を支えにしてはめる、取り外し式の補綴装置になります。保険治療と自費治療がありますが、保険治療の入れ歯は費用は数千円と安価です。大がかりな手術や削る処置もないため、できる適応が広いでしょう。

自分で取り外せるため、辛いときは外して保管することもできますから、痛みなどもほとんどありません。全身疾患や妊娠、授乳中などで外科手術や麻酔が使えない方でも受けられます。デメリットとしては、金属のワイヤーが見えてしまったり、ピンクの部分がプラスチックなため、分厚さや味の変化、違和感や適合の悪さなどがデメリットです。

自費治療の入れ歯は数万円から数十万円と高額ですが、金属を使用しないものや、適合と強度があり、高いアレルギー成分が少ない金属で違和感なく見た目もきれいに回復することが可能です。治療期間は数週間と短めです。

自然でバレづらい入れ歯「エステティックデンチャー」の記事はこちら

インプラントによる歯の再建方法

二つ目はインプラントです。

保険診療が適応にならないため、治療費は最低でも数十万円程度必要になります。骨にドリルで穴を開け、チタンを埋め込むという外科処置が入りますので、腫れ、出血、痛みなどダウンタイムが発生します。治療期間はチタンが骨に定着するのを数か月待ってから歯の頭の部分の再建に移りますので、全体で最低6か月は必要でしょう。

前歯など骨の薄い部分にすると歯茎に隙間ができる可能性もありますので、歯茎の移植や骨の移植が別途必要なこともあります。噛む力の強さは、根っこから再建するため強く、噛み心地も自分の歯のように噛むことができます。

定期的に検診でケアしてあげると、長く持たせることができます。何よりも単体で治療できるので、その他の歯や歯茎を保存できます。

ブリッジによる歯の再建

3つ目はブリッジです。

保険診療のものは数千円と安価ですが、奥歯の場合は大きな金属となります。また両隣の残っている歯を削って、差し歯の銀歯を入れない部分にも金属を使って橋渡しのように繋げます。3つの差し歯が繋がる形となります。

デメリットは金属アレルギーを起こしやすく、歯茎を黒くする原因にもなります。前歯は表面はプラスチックで白くできますが、プラスチックは時間の経過とともに変色してきて黄ばんだり、欠けたりしやすいです。裏側は金属による銀色で、同じように歯茎を黒くするメタルタトゥーが起こります。

歯周病や虫歯になりにくいよう、ない部分の歯は少し浮かせて作ることが多く、そこにモノが挟まったり、審美的に隙間が見えて汚く感じてしまう方もおられます。

自費治療の場合はセラミックやハイブリット(セラミックとプラスチックを混ぜたもの)などを使用でき、歯茎もピッタリと付けることができるので審美的には一番美しいといえます。治療期間はどちらも数週間から数か月で終了します。

セラミッククラウンについての記事はこちら

歯を失った時の再建方法のまとめ

いかがでしたか?

失った歯をそのままにしておくことはもちろんよくないことですが、その歯を再建するにはさまざまな種類があり、それぞれにメリットとデメリット、治療費用、治療期間、治療回数も違います。

歯を失うには原因があります。虫歯なのか歯周病なのか、噛み合わせなのか事故なのかなどさまざまです。歯を失うことのないよう、毎日のブラッシング、定期的な歯科医院でのケアをすることが大切です。

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