予防歯科のススメ

歯のクリーニングの画像

ダイエットのご経験はありますか?

現代では、老若男女を問わす、ダイエットがあたり前になってきていますね。医学的にも肥満はさまざまな臓器に負担をかけるため、メタボリックの基準を設け、適正体重を目指すよう勧めています。スポーツジムにおいても劇的に痩せて人生が変わったというようなCMや、サプリメント、カロリーオフの食事など、さまざまな業界でダイエットを推進し、消費者へアピールしています。

一度太った体を痩せさせるには、並大抵の努力では足りませんね。食べるのは簡単なのに、食事制限や運動は本当に骨が折れます。また肥満からくる病気にかかった場合、その治療費もばかになりませんし、何より命を短くすることは誰も望むことではないでしょう。

少し話が逸れましたが、虫歯や歯周病になるのは誰でも簡単ですし苦痛も伴います。さらに虫歯治療や歯周病治療では痛みや時間も取られます。そして、どんなに気を付けていても、再発のリスクがあるという点で、前述のダイエットと同じで注意すべき共通点が多いといえます。

意外とかかる歯科治療費

虫歯治療で歯を削ったり、歯周病で歯が抜けたら、人工物で再構築することになります。どのような治療方法で再構築するかによって、二次疾病(虫歯や歯周病の再発)のリスクが変わりますが、いずれの治療方法を選択しでも再発する可能性はあります。

歯医者に行ってレントゲン撮影や検査、術前の歯のクリーニングなど、意外と歯科治療には費用がかかるものです。例えば被せ物の治療になると、1本の歯に対して保険内でも1万円はかかります。さらに、この被せ物をより美しく再建したいと考えれば、保険外の自費診療となり、さらに1本につき10万円程度の費用がかかることもあります。もし歯を失ってしまったら、再建する方法は保険内でも数万円。インプラントなどの自費診療となれば、1本につき数十万円かかることになります。そして、治療に伴う痛みや頻繁な通院を余儀なくされることになります。

スウェーデンの子供に虫歯がない理由

虫歯治療や歯周病治療をしなくて済むにはどうしたらよいのでしょうか?

それは、体の医学もそうですが、疾病にかかる前にそもそもの原因を根本的に解決し、疾病を予防することが最も重要といえます。そして歯周病や虫歯は予防することができます。

予防歯科の先進国のスウェーデンでは、予防歯科に力を入れており、水道水のフッ素化(高濃度の日常的フッ素の吸収)、定期健診による歯の状態チェック、歯のクリーニング、唾液検査などを行い、虫歯や歯周病のリスク傾向を患者本人が知り、生活習慣を改善することができる仕組みができあがっています。そして、その効果は確実に結果を生み、いまやスウェーデンの子供はほとんど虫歯がないといわれています。

日本の予防歯科には保険が効かない

今の日本の歯科保険治療は、予防に対しては保険が効きません。それは保険の給付対象が「疾病」に限定されているからです。つまり、虫歯や歯周病と診断されてから治療する場合は保険が効くということです。人間の心理を考えると、これでは予防歯科に力を入れたくとも、なかなか浸透しないのは当然かとも思います。

万が一、虫歯になってしまったら痛くない虫歯治療がおすすめ

あなたのかかりつけ医は本当に大丈夫?

虫歯や歯周病になることは、金銭には変えられないデメリットが多いのは事実です。口の果たす役割は、なにも噛むだけではありません。

たとえば、食事を美味しく食べ続けることは顎や脳を刺激し、若々しさを保つことができます。歯を失うと、咀嚼力が低下し、食べる力も弱まり、食べられるものも減ってきます。さらに口は、人と話すコミュニケーションの窓口です。第一印象が3秒で決まるというのはみなさんもご存知と思いますが、歯がなかったり、銀歯がギラギラしていたら、信頼の低下を招くとも言われているのです。

これは何も周りから見た評価だけでなく、自分自身が気になってしまいコンプレックスを抱えることで、対人関係に影響が出ることさえあります。他にも言葉を発する際にも口が影響します。職業上、話すことが大切な仕事は本当に多いものです。相手にとって聞き取りやすい話し方をするのは、ビジネスのマナーといえます。

このように口の役割は多彩であり、日常生活を送る上で隠すことができない部分でもあります。こんな大切な臓器である口を様々名疾病から予防することは、金銭に変えられない価値があります。

もちろん、国の制度がかわり、予防歯科にも保険が効くようになったら最高です。しかし、それを待っているわけにもいかないのも事実です。できることからでかまいません。自分の身は自分で守りましょう。今は予防歯科に力をいれている歯科医院も多くあります。

一度かかりつけの歯科医院に相談して、食生活の改善やケア方法、定期的な歯のクリーニングなど、アドバイスをもらってみてはいかがでしょうか。

病気になってしまったら、専門分野のスーパードクターを頼るのはもっともですが、本当の意味でかかりつけ医とは、予防を積極的に取り入れ、病気にならないお手伝いをしてくれる歯科医師のことだと私は思います。

気づかないうちに歯が抜け落ちる歯周病がもたらすリスクを解説

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