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セラミック矯正について

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セラミック矯正とは、セラミックの被せ物をする前に、ご自身の歯を削ったり、場合によっては神経を取り除く必要のある治療です。人に見られることの多い、モデルや芸能人、スポーツ選手もしているセラミック矯正について、セラミック矯正の症例数3,400症例以上の白石文(あや)歯科医師が解説いたします。

セラミック矯正の方法

歯並びが悪くなってしまう原因として、顎の骨と歯の大きさの不一致であることが多いです。これを解決するためには、どこかにスペースをつくらなければなりません。たとえばワイヤー矯正も、ただワイヤーをつけるだけでは全体が外側に開いてしまい、出っ歯気味になってしまいます。綺麗な歯並びにするためには、歯が並べるスペースをつくってあげるために、奥歯を抜歯することも少なくありません。セラミック矯正では、このスペースを、たとえば前歯6本といったブロックで治療し、それぞれ一歯一歯を1mm程度削ることでできたスペースを利用して並びなおしたセラミックを装着し、歯並びを改善します。この時、歯の向きと神経の向きは同じ方向を向いていますので、たとえば出っ歯の方は、神経も出てしまっています。よって内側にむけて削ると神経が出てしまうため先立って神経を取り除くことで痛みなく、思いどおりの方向に歯をむけることができるようになります。

セラミック矯正のリスクは?

歯を削ることも、神経をとることも目的があって行うことですが、一番患者様が心配されているのは、将来的な歯への影響かと思います。人ははぎしりや食いしばり、食事などによってどなたでも歯が摩耗します。ですから歯の表面を削るだけでは直ちに害はありません。しかし、神経を取り除くと、歯の痛みを感じなくなるため、虫歯になった時にご自身で気づけなくなったり、時間が経つと歯が黒くなるリスクもあります。これだけ聞いてしまうと、怖くなってしまう方も多いかもしれませんが、セラミック矯正をする場合、きちんとこれらをフォローすることができます。

虫歯になるリスクは、定期検診によって多くが未然に防げます。そのため定期検診はきちんと受けましょう。セラミックをしていてもしていなくても、定期検診にいかなければ歯周病や虫歯になるリスクはあがっていきます。歯の色が黒くなる点については、セラミックを被せることで、中の色の影響をうけることはありません。

セラミック矯正のメリットは?

セラミック矯正のメリットはどのようなことがあるのでしょうか。

セラミックは出っ歯、受け口、すきっ歯、らんぐい歯(がちゃがちゃ歯)、歯の黄ばみ、虫歯で神経を失った歯の黒ずみ、歯が大きすぎる、小さすぎる、左右の不揃いなど、本当にさまざまな歯並びについてのお悩みを解決することができます。また治療期間も、個人差がありますが、たとえば前歯6本であれば2か月程度、4~5回通院することで終了します。

外科的な治療ではないため、腫れ・出血・痛みも少なく、治療中はとても美しい仮歯をいれてお過ごしいただくため、周囲に治療していることもばれにくく、短期間で思い通りの歯並びと白い歯を手にすることができます。こうして部分的に短期間で治療できるため、費用もワイヤー矯正に比べると多くが半分以下の費用で治療することができます。

セラミック矯正治療の流れ

セラミック矯正治療の流れは、基本的に以下のように行います。

1.カウンセリング

カウンセリング時にご自身がどこからどこまでキレイにしたいか治療する本数とどこまで歯を白くしたいのか担当の歯科医師とよく相談して決めていきます。治療本数、歯の白さが決まるとセラミック矯正の始まりです。

2.セラミック歯をはめる周りの歯をホワイトニングで白くする

初回は歯全体を白くする回となります。セラミックで好きなお色を選ぶために、まずご自身の歯の色をホワイトニングで明るくしておきます。同日に神経の治療が必要な方は神経治療を行います。神経治療は歯の裏から小さな穴をあけて行うため、良くも悪くも見た目は変わりません。

3.仮歯の装着

神経治療が落ち着つく2週間程度を待ちましたら、歯を削って一気に仮歯にいたします。この回に審美学基準に則り、ご自身の目の位置、鼻の位置、唇のライン、顎の位置、歯肉、上下の噛み合わせを確認し、患者様の希望も取り入れ、オーダーメイドで美しい歯並びを手にすることができます。大きく見た目が改善されるのがこの回になります。

4.歯型取り+追加のホワイトニング

さらに歯肉や、仮歯、中の歯を削った状態が落ち着く2週間程度を待ち歯型をとります。この2週間で患者様には歯の色を決めて頂き、必要があればホワイトニングを追加し、歯の色を決めます。また仮歯の形のリクエストをお尋ねし修正します。この型取りによってできた模型をつかって、技工士(セラミスト)がセラミックを作成するため、この日は一旦仮歯を戻してお帰り頂きます。

5.セラミック歯の装着

技工士(セラミスト)によるオーダーメイドのセラミック作成を約2週間程待ち、いよいよセラミックをはめることになります。この回でセラミックの完成です。

6.セラミック歯を装着後の使用感の確認

日常生活で約2週間程装着していただき、噛み合わせや色などに問題がないか少しづつ慣れていただきます。その際に噛み合わせの確認もしていただき、問題なければ治療は終了となります。

7.セラミック矯正の定期健診

ここからは車や家のメンテナンスと同じで、定期検診に移行し、長持ちするための予防ケアが始まります。必要に応じてご自身でのセルフケアの方法もきちんとご指導しています。定期検診の間隔としては、強要ではありませんが歯石がたまりやすくなる3~6か月に一度をおすすめしています。また、定期検診時は手をつけていない部分の歯は微量ですが動くことがあるため、噛み合わせのチェックも行います。

セラミック治療の痛みについて

セラミック治療において、多くの方が一番気になるのが治療に伴う痛みかと思います。しかし歯科治療は麻酔を行いますので、治療中に痛みを伴うことはほとんどございません。またその麻酔が怖いという方もいらっしゃいますので、そういった方のために当院では麻酔に対する配慮も行います。表面麻酔を先に塗っておくことで注射針を刺す際の痛みが少しでもやわらぐようにしたり、麻酔薬の温度を体温と同じように温めたり、針の太さを髪の毛よりも細いものを使用したりすることで痛みの多くは軽減できます。それでも怖いという方には、少し気分がふわっとする笑気ガスというガスを使って恐怖心や痛みの軽減を行うこともお選びいただけます。

セラミック歯の素材の種類

セラミック矯正をする際、選択できるものとして被せるセラミック歯の種類があります。大きく分けると金属を使用使用する場合としない場合があります。金属を使用していると強度に優れ、壊れにくいメリットがありますが、透明感はなくなり、えらべる色の種類も制限があります。また、刺青と同じ効果で歯肉にふれている金属から金属イオンが溶け出し、歯茎を黒くしてしまう副作用があります。金属アレルギーを引き起こすリスクもあります。

金属を使用しないセラミックですと、透明感に優れ、色も自由度が増します。歯茎を黒くする恐れもありませんし、アレルギーのリスクが格段に減ります。しかし、種類によっては金属よりも強度が落ちるため、かみ合わせの調整に注意が必要です。

セラミック矯正治療の歯科医師の選び方

セラミック矯正は短期間に他人にばれずに、気になる部分だけを治すことができる有効な治療方法ですが、ご自身の歯をいじる治療のため後戻りができません。治療実績があり治療方法を正しく行える経験のある歯科医師を選ぶことが重要になってまいります。できる、できないをきちんと説明してくれる、良い点、悪い点を隠さず説明してくれる、経験の多い歯科医師を選ぶことは、美しく長持ちした歯並びを選択するうえで非常に大切なことといえるでしょう。

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