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ホワイトニングをすると歯が脆くなる!?

ホワイトニング照射_20160522

ホワイトニングってなに?

手軽に歯を削ったりせず、安価に歯を白くする方法として、いまや歯のホワイトニングは一般の方にも広く知られるようになりました。そのホワイトニングは大きく分けると二つあります。クリニックでおこなうオフィスホワイトニングという過酸化水素を使用するタイプとご自宅でおこなう過酸化尿素を使ったホームホワイトニングがあります。
どちらもご自身の歯に着色した色素を脱色するといった点では変わりはありません。

ホワイトニングをすると歯が弱くなる?

ホワイトニング時に歯が痛む方が多いのはなぜでしょう。

これは日ごろの歯ぎしりや食いしばり、継時的な咀嚼による歯の摩耗などからエナメル質がすり減っている方に多く、エナメル質の深層にある象牙質という部分にある象牙細管という細い管に圧がかかると感じる痛みであることが多く、知覚過敏の際も同じことが言えます。したがって、一時的な痛みであり、歯が弱くなったり、溶けたりしているのではありません。

しかし、ホワイトニングのレーザーを照射中に痛みを感じるため

歯が痛んでいるのではないか?
何回も行うと歯が傷んだり、割れたりするのではないか?

こうした疑問をクリニックでもよく受けます。

実際どうなのでしょう。

結論から申し上げるとホワイトニングによって歯が傷んだり、弱くなったりはしません。さまざまな歯科文献をみても、ホワイトニングを行っても歯質は変わらないという文献は多いです。また、研究、臨床経験からホワイトニングは脱灰(歯が傷ついた状態)にも至っていない軽微な影響だと考えます。歯科の文献では、偏光顕微鏡像でのオフィスホワイトニング・ホームホワイトニング時と齲蝕(虫歯)の表層下脱灰の比較をしたものが載っており、そこではホワイトニング表層下脱灰と比較して、まったく問題がないことが証明されています。

このことから、ホワイトニングによる歯への影響は、虫歯になりかけの状態よりもまったく影響がない安全なものであると説明されています。また、もしホワイトニングで歯質に傷がついたとしても、口の中には唾液があり、この唾液中に含まれているカルシウムやリン酸などのイオンが、ダメージを受けた歯を元の状態に回復させる働きを示します。このため、ホワイトニングで歯に何らかの影響があったとしても修復されるのです。

今では身近になりつつある歯のホワイトニングをするうえで、これからは患者様が正しい知識を持って治療を受けることが大事といえるしょう。

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