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セラミック矯正治療の流れと治療後について

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セラミック治療とは

セラミック治療とは、歯を削ってセラミックという材質の差し歯を被せることで、虫歯による歯の欠損や、継時的劣化による色の着色、歯並びなどを審美的に改善する治療方法です。治療の流れは概ね4〜6回の工程に分かれており、それぞれ状態によって約2週間程度の間隔を設けます。したがってトータルの治療期間は平均で8週間~12週間、つまり2~3か月間かかります。この治療期間中に通常の歯科治療同様、さまざまな注意点があります。治療を正しく知ったうえで治療を受け、注意点をきちんと守ることができれば、決して怖い治療や害のある治療ではありません。今回はセラミック治療の注意点を、各工程ごとにご説明しましょう。

セラミック治療をする時には、先に神経治療をする場合がある

虫歯による歯の大きな欠損、歯並びを大きく改善したいときは、セラミック治療の場合、神経治療を行うことが多いです。もちろん神経を取ることをすすめているわけではありませんが、目的があって行われております。神経治療は、歯の裏から小さな穴をあけ、歯の中の神経を取り除き、できた空洞をきれいに清掃したのち、清潔なゴムの材料をつめる作業です。神経の治療中は、歯がもろく欠けやすくなっているため、硬いものを患部で強く噛むことは避けましょう。人によって個人差はありますが、まれに3~5日程度腫れる方もいらっしゃいます。大事なイベントや写真撮影が術後2週間程度入らないことを確認の上で治療を受けると安心です。

治療中は麻酔をするため、痛みはありませんが、術後1~2時間経つと麻酔が切れてきますので、痛みがでることがあります。おおむね1週間程度で痛みや違和感はなくなることが多いですが、直後3日程度は我慢せず痛み止めを飲むことをおすすめします。クリニックで処方する痛み止めがなくなってしまった場合、市販の頭痛薬や生理痛薬でも十分効果があります。治療した歯は気になってしまいますが、舌や指で角に触ったり押したり叩いたりするのはやめましょう。落ち着いてきた痛みを誘発することがあります。

セラミックの歯をはめる前には仮歯期間がある

歯を削っていよいよ仮歯です。神経のある歯を削った場合、知覚過敏や痛みがでることがあります。ほとんどの場合一時的なもので数日たつと症状は治まります。希に痛みが治まらない場合は神経を残している歯ならば神経を取り除く処置をすることがあります。知覚過敏や、歯の痛みは1~2週間で落ち着くことが多いですが、処置直後は我慢せず痛み止めを飲みましょう。飲み切ってしまった場合は、市販薬を利用してもよいでしょう。

仮歯は外れにくく作っていますが、必要な時に取れるよう仮のセメントで付けてありますので、粘着質な食べ物(ガム・グミ・キャラメルなど)や固い食べ物を食べたり、歯ぎしりしたりすると外れることがあります。外れてしまった時は、自宅の接着剤などはつけずに、綺麗に清掃してもとに戻し、クリニックに連絡しましょう。

仮歯はただの応急処置ではなく、最終的なセラミックをつくるまで、歯を守り、かみ合わせを確認し、歯茎を育てる役割があります。自分の歯と同じように丁寧にブラッシングしてください。特に歯と歯茎の境い目をよく磨きましょう。その際に出血があっても、強い痛みがない場合をのぞいて気にせずしっかりと磨き、血を出しましょう。次回の型取り時、出血があると次の工程がすすめないため頑張りましょう。

セラミック歯を作るための型取り

セラミックをセラミスト(技工士)に作ってもらうために、お口の状態の記録として歯型を取ります。綺麗に模型をつくるため、精密な型取りを行います。麻酔をして出血を止め、歯茎の周りに専用の糸をまいて歯茎を押し広げた状態で型を取ります。糸は残さず除去しますが、押し広げた歯茎に痛みが1週間程度残ることがあります。こうした直後の痛みは、我慢せず痛み止めを飲みましょう。

連続治療が続くと、麻酔した場所が口内炎のようになることがあります。数日で落ち着くものですが、あまりにつらいときは専用のお薬を処方してもらいます。体調によって影響を受けやすいのが口のなかの粘膜です。体調管理と刺激物(キムチや香辛料など)などの食事は控えるようにしましょう。また、麻酔が完全にきれるまでは食事をしないようにしましょう。誤って咬んでしまったり、温度に気づけずに火傷や咬傷(唇をかむ)の恐れがあります。

一度つけた仮歯を外していますので、前回よりも外れやすくなっています。食事や歯ぎしりなど、前回同様注意が必要です。型取り後は、歯と歯茎の間に隙間をあえてつくっています。徐々に歯茎が再生して戻ってくると、セラミックをはめた後、まるで生えているかのようにセラミックのうえに歯茎がのって美しく仕上がります。隙間は気にしすぎず、ブラッシングで清潔を保ちましょう。

いよいよセラミックを装着

いよいよセラミック歯の装着です。歯科専用セメントで装着します。セメントは光ですぐ固まりますが、セメントの種類によって完全に固まるまでに24時間かかることもあります。直後の固い食事は控えましょう。そのため、完全にすべてのセメントを取り切らない場合もあります。完全にセメントが硬化する、次回の検診時に確認しますので、ブラッシングはきちんと行いましょう。歯茎からしばらく出血することがありますが、6週間ほどできれいなピンク色になります。装着したては歯と歯の間がきつい感じがすると思いますが、2週間程度で慣れてきますので、ムリに歯をひっぱったり押したりしないでください。

セラミック歯の装着チェック

セラミックをはめて2週間程度使用した状態の後、噛み合わせやセメントの取り残しがないかチェックします。セラミックの寿命にかかわるのは、ばい菌と噛み合わせです。ばい菌は日々のブラッシングと定期健診で取り除いてあげましょう。噛み合わせは定期健診の際、歯科医師にもらい診てもらい噛み合わせ調整を行いましょう

セラミック治療後の定期健診

セラミックをかぶせた歯は、継続的に定期的な噛み合わせのチェックや、専門的な歯のクリーニングをすることで長く美しさを維持できます。噛み合わせが強かったり、お口の中のばい菌が多いと、歯茎の腫れや痛みの原因になります。また虫歯や歯周病の早期発見や予防にもつながりますので、手間ではありますが定期健診を受けるようにしましょう。定期健診でないとみてもらえないわけではありません。異変や違和感、痛みを感じたらなるべく早めに歯科医院に相談しましょう。

お口の掃除には糸ようじや歯間ブラシの併用が効果的です。使用方法などわからないことがありましたら、歯科医師や歯科衛生士に気軽に質問しましょう。セラミック治療後の定期健診の目安は1、3、6か月間隔です。あなたにあった定期健診のアドバイスを受けるように心がけましょう。

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