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理想的な歯並びとは

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美しく見える歯並びの基準

当院にご来院いただくお客様のお悩みのなかで、笑った時に見える部分の歯並びの悪さを気にされている方が最も多く個人によって好みは異なると思いますが、理想的な歯並び、美しい歯並びの基準というものがあります。審美歯科といえど医療の上に成り立っているため、絶対条件として機能的に問題がなく、医学的に安定していることは必要不可欠です。したがって、かみ合わせに問題なく、痛み・炎症がないこと、生体親和性は最低必須条件といえますが、それを除いた審美的条件としての基準をご紹介します。

スマイルラインとは

綺麗にみえるスマイルには基準がありますが、スマイルは大きく3つに分類されます。

  • スモールと呼ばれる、いわゆる微笑みのこと。
  • ミディアム、これが美しいスマイルを作るうえでの判断になります。
  • ラージは、大爆笑しているときのスマイルですね。

ミディアム時、上の歯並びと先端の位置が、下唇の上のラインに沿っているととてもきれいに見えます。この下唇が描く曲線をスマイルラインといいます。

このときの歯に注目してみましょう。

上の歯が見えやすいと元気で明るい印象をあたえると思います。逆に下の歯がよく見えると、老けた印象になります。実際、年齢を重ねると重力に逆らえずくちまわりの筋肉が衰えやすく、ご高齢の方は上の歯よりも下の歯が見えやすいと思いませんか?

このように、歯によって実年齢よりも若く見えたり、年をとってみえることもあるのです。細かく言えば真ん中の歯よりも犬歯が短いとカーブを描きやすいです。

続いて歯茎に注目してみます。

ミディアムスマイル時、歯茎が2mm程度見えているのは問題ありません。それを超えて歯茎がみえますと、よくいうガミースマイルと呼ばれ、歯よりも歯茎が目立つように見えてしまいます。この原因はさまざまで、歯だけではなく、唇のながさ、歯茎、場合によっては上あごの骨が関係していることもあります。

ガミースマイルは歯が小さい乳歯の時によくみられるため、幼くみえる印象がつきます。逆に年齢をかさねて歯茎が痩せてくると歯が長くみえるように、長すぎても年取って見えてしまうこともあります。この歯茎のラインが下弦の月のように緩やかな弧を描くとやわらかい女性らしいイメージとなりますし、横一直線に直線的だと男性的な印象になります。

ガミースマイルを治す方法はこちら

これでも改善できないスマイルについては、顎の骨に手を加えなければならなかったり、唇を外科的にいじる必要が出てきたりします。しかし、歯並びに自信がでる出ることで、見られることに慣れてくると自然と口周りの筋肉があがってきてきれいなスマイルラインが出せるようになったりします。必要に応じて、口角を両耳に近づけるような美しい笑い方のトレーニングをすることで、よりきれいなスマイルを手にすることができます。

エステティックラインとは

続いてエステティックラインをご紹介します。

エステティックラインとは鼻と下あごを横から見て結んだ線のことを言います。骨格の違いから日本人と欧米人を完全に一致することは難しいですが、日本人の場合下唇がエステティックラインの前後にあって、上唇が下唇より少し後ろにあると美しく見えます。鼻と鼻の下につくる角度は90-110度ぐらいがよいとされています。

その他の審美基準

実はこの有名なスマイルライン、エステティックに加え、さらに細かい基準があります。

アキシャルインクライネーション

アキシャルインクライネーションといって歯の中心が真ん中の歯(中切歯)から犬歯にかけて自然に上向きに斜めになっていくのが審美学的な基準で美しいとされています。

ミッドライン

ミッドラインは上あごの左右の中切歯が接する縦のラインを正中線(ミッドライン)といいます。当然ながらこれがねじれていたり傾いていたりすると左右非対称さが目立ちます。正中線が両目筋をおろした線と垂直であることが大切です。

インサイザルエンブレジャー

インサイザルエンブレジャーは歯と歯が隣り合ってできる先端寄りの三角形の隙間(歯の角)は中切歯から犬歯にかけて大きさ、深さがだんだんと自然に大きくなっていくと美しいとされています。

セントラルドミナンスとプロポーション

セントラルドミナンスとは中切歯がスマイルにおいてもっとも重要なポジションであり、均整のとれた形であることが美しい基準とされています。具体的には中切歯の縦の長さ:横幅の長さ=1.0:0.8というバランスであること。黄金比の原則でいうと中切歯、側切歯(前から数えて2番目の歯)、犬歯はそれぞれ1.6:1:0.6の関係だと美しくみえます。

アナトミー

アナトミーは歯の表面の自然な形(解剖学的、アナトミー的)です。歯の表面に波打ったような3面のふくらみをもたせることで、自然な光の反射も得られます。

バッカルコリダー

バッカルコリダーはミディアムスマイル時唇の端(口角付近)と犬歯で挟まれた三角の影になる部分をバッカルコリダーといいます。小臼歯(中切歯から数えて4番目と5番目の歯)から大臼歯(奥歯)にかけて徐々に暗くなって消えていくと美しいといわれています。奥歯が前歯に対し適度に暗くちいさいことも美しい基準といえます。

サービカルエンブレジャー

サービカルエンブレジャーは歯周病や加齢などで歯茎が退縮(歯茎が下がる)と歯と歯の間に黒い隙間ができてしまいますよね。これをブラックトライアングルというのですが、審美学的にはあまり好ましくありません。これを作らないようにすることも大切な基準となります。

マージンプレイスメントとデザイン

マージンプレイスメントとデザインは歯茎の下にある、被せ物と根っこの接合部分をマージンといいます。これが深すぎると歯ブラシでの清掃が届きにくくなり、磨き残しが増え、歯肉炎といった炎症をおこしやすくなります。逆に浅すぎると、歯茎より上にこの境目、マージンがみえてしまうので審美学的に美しさを損ないます。医学的な清掃性というのは、歯を長持ちさせるうえで必須条件ですので、歯ブラシがしやすく、かつかぶせ物がまるで歯茎から生えているようにみせるマージンとしては、歯茎内下の0.5mm程度にマージンを設定すると美しいとされています。

ジンジバルカンツァーとポジション

ジンジバルカンツァーとポジションは下の前歯の4本と上顎側切歯(上の前歯)の歯茎の形は左右対称で、半円状か半楕円状であること。また中切歯と犬歯は歯茎の頂点が中心線より外側にあるため歯茎が描くカーブは斜めの半楕円形となるのが望ましいとされます。

エマージェンスプロファイル

エマージェンスプロファイルは歯が歯茎から立ち上がる部分の歯表面のふくらみ、盛り上がりといった形態をさします。正面と横から見た状態において三分の一の長さが自然と言われています。

インサイザルエッジポジション

インサイザルエッジポジションは前歯の先端の位置のことを言います。正しい先端の位置はスマイル時の前歯の見え方やF・Vの発音、見え方、咬む面全体との関係により決まります。

シェードセレクション

シェードセレクションは歯の透明性、色のことをいいます。天然の歯は単一色ではありません。歯の解剖学的構造は、神経・象牙質・エナメル質が何層もの構造になっており、ミルフィーユのようになっています。それぞれに色があるため、その透明性を表現する必要があります。また、奥歯よりも前歯のほうが明るいと自然であり、下の歯よりも上の歯が明るいほうがより自然といわれています。全体を同じ色にするとその色が協調されますし、自然に見せるには犬歯が一番黄ばみを持っているとより自然になります。

歯の矯正治療を受ける時には、歯本来の機能性を取り戻すことは最低条件ですが、さらにカウンセリング時にこのような審美の基準に則った治療方針を立ててくれる歯科医師を選ぶとよいでしょう。

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