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歯周病予防に必須の歯垢・歯石の除去から最新治療まで

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あなたは自分の口の中のケアをどれくらい行っていますか? おそらく、毎食後と寝る前の歯磨きは当たり前に行っている人は多いでしょう。しかし、それだけでは、歯周病などの口の中で起こる病気への予防には不十分かもしれません。特に歯周病は生活習慣病の一つともいわれているくらい、重大な病気でありながら、誰もがそのリスクがある病気です。そこで、歯周病の予防策の一つである、歯垢・歯石の除去についてのノウハウをご紹介します。

歯周病予防について

歯周病とは、歯と歯肉の間にある、歯周ポケットという隙間から歯周病菌という細菌が入り込み、歯肉を炎症させる病気です。すると、歯肉や歯を支える骨がむしばまれ、最終的には歯がグラグラになり、歯が抜け落ちてしまいます。そしてこの歯周病が恐ろしいのは、歯がなくなるリスクだけでなく、歯周病菌が血管内に入ることで、全身に駆け巡り、血栓を作り出すことなどから、死亡リスクがあることです。

虫歯も怖い病気で、歯を失うことになりますが、歯周病は死に至る病として、決して軽視はできない病気なのです。歯周病は、初期の頃は痛みや変化がほとんどなく、進行が気づきにくいのも、恐ろしい理由の一つです。あらかじめ、歯周病を予防する意識を持っていることは、非常に重要です。

歯周病予防とその症状についてはこちら

歯垢・歯石の除去治療について

歯周病予防を実践するために知っておきたいのが、歯垢と歯石のことです。基本的なことから治療法までみていきましょう。

歯垢・歯石とは?

歯周病菌は、口の中で食後約24時間に1回増殖し、菌のかたまりである歯垢(プラーク)を作り出します。歯垢とは、ベタベタねばねばしたもので、歯にこびりついています。細菌のかたまりである歯垢は、やがて石灰化を起こして、歯石となります。

歯垢は毎日の歯ブラシやデンタルフロスによる歯のお手入れで十分除去することができます。しかし、歯石になるともはや自分では除去できません。なぜなら、歯石は、硬い石のようになっており、歯にこびりついているからです。歯ブラシでゴシゴシこすったところで取れるものではないのです。

歯石・歯垢を取る歯科医院での治療方法

そこで歯石を取るためには、歯科医院で専用の機械を用いて、歯科医師や歯科衛生士が除去する必要があります。歯石除去には、一般的に次の治療法があります。

スケーリングとは

スケーリングとは、スケーラーという先の尖った専用の器具を用いて、歯垢・歯石を除去する方法です。歯石は、歯と歯肉の隙間にもたまるため、かき出す必要があるのです。

ルートプレーニングとは

ルートプレーニングは、スケーリングが終わった後に、汚染された部位を除去して、なめらかに仕上げる施術です。

新しい歯石・歯垢の除去方法ペリソルブとは

一般的には歯石や歯石を除去するのにスケーリングやルートプレーニングなどの方法が取られていますが、最近では、塗るだけで歯石が除去できる新しい治療法も出てきています。それは、ペリソルブ(PERISOLV)という薬剤を使用する方法です。このペリソルブの効果や歯石除去のしくみについて学んでおきましょう。

ペリソルブとは?

ペリソルブとは、スウェーデンで開発された薬剤です。この薬剤を歯の表面に塗ることで、歯周病の原因となる、歯垢や歯石を溶かして除去することができます。

その内容は、次亜塩素酸ナトリウムとアミノ酸で、次亜塩素酸ナトリウムは歯科用の材料として用いられているもので、安全性が確認されています。また、刺激や副作用のある抗生物質は含まれていません。強力な殺菌作用があることもこのペリソルブの特長といわれています。

ペリソルブで歯石が除去できるしくみ

ペリソルブを歯に塗ると、30秒ほどで歯石が溶けます。そして歯周病菌に汚染された部位を取り除きます。このとき、しっかりと汚染された部位を取り除かないと、再感染の恐れがあるため、しっかり最後まできれいに除去します。

ペリソルブのメリット

このペリソルブは、従来のスケーリングなどの方法と比べて、どのようなメリットがあるのでしょうか。スケーリングなどの場合、歯石を削り取るために、歯肉を傷つけるリスクがありましたが、ペリソルブは薬剤を塗って溶かすだけなので、物理的に歯肉に傷がつくことはありません。

ただし、このペリソルブで歯石をやわらかくしても、すべてがすぐに除去できるわけではありません。その場合、スケーリングを併用することがあります。ただ、ペリソルブによって歯石が取れやすくなっていることには変わりないため、歯肉が傷つくリスクは減るでしょう。

歯垢・歯石除去のまとめ

歯周病は、自分で気づきにくい病気でありながら、感染・進行すると歯を失い、死亡リスクもある恐ろしい病気です。まずは予防が大切です。

毎日の歯磨きでは落としきれなかった歯垢、そして作られてしまった歯石を、歯科医院で定期的に除去してもらうことは大切なこと。新しい歯石除去の方法もでてきているため、ぜひ興味を持って歯周病治療に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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