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大人の歯列矯正について

歯並び

歯並びが悪いけれど、それほど人は気にしていないだろう。

そんな風に思っていませんか?

実は、それは大きな誤解で、人は意外と他人の歯並びが気になるものなのです。会話の最中に見え隠れする歯並びの悪さは、意外と気になるものです。特にビジネスの商談などの大事なシーン、親しい人との近くでの会話では気になるものです。

それに、歯並びが悪いことは、印象が下がるだけでなく、歯の健康面にも大きな影響を及ぼします。でも、歯列矯正というと、子供がするものだと思っていませんか?実はまだ大人でも間に合うんです。

そこで今回は、大人の歯列矯正についてご紹介します。

歯並びや噛み合わせが悪いとどうなる?

困った顔の女性

歯並びが悪いというのは、一般的に、左右非対称、歯が出ている、上下の歯がずれている、歯と歯の間のすき間が広いなどがあります。こうした歯並びが悪かったり、かみ合わせが悪かったりすると、見た目の印象だけでなく、次のような問題が起こります。

例えば、放っておくと、今以上に歯並びや噛み合わせが悪くなる上に、硬い食べ物が噛みにくくなる、虫歯や歯周病リスクが高まることなどがあります。

また、歯並びや噛み合わせが悪いと、毎日の歯磨きのときに、磨き残しが起こりやすくなります。磨き残しとは、ただ食べかすが挟まっているということだけでなく、歯垢が溜まりやすいということも大きいです。歯垢は、ただ口をゆすぐだけでは除去できません。

つまり、歯垢は歯ブラシでブラッシングしなければ、取ることはできないのです。また、デンタルフロスも有効です。こうした歯垢除去が、歯並びや噛み合わせが悪いと、やりにくくなるのは当然のことです。

大人でも歯列矯正は可能

この歯並びや噛み合わせの悪さを治す方法として、歯列矯正があります。この矯正歯科治療は、通常、成長期に行うのがいいとされています。ただ、幼児は治療が難しいこともあるため、適正年齢は12~13歳くらいだといわれています。

しかし、近年は、大人であっても矯正治療を受けている方が増えてきています。20~30歳代が多いですが、60歳代の方もいたりします。

歯列矯正というのは、歯や顎を移動させるものですので、成長期よりも、治療時間が長くかかるともいわれています。ちなみに平均的な歯列矯正にかかる期間は、状態によりますが、1〜3年程度かかり、非常に長い治療期間となります。

また、虫歯や歯周病がすでに起こっている場合、それらを完全に治療してから矯正治療を行うことになります。矯正をしたいと思って歯科医院へ行ったら、まずは虫歯治療や歯周病治療からはじまるというケースは珍しくありません。

歯列矯正のメリット

ベネフィット

とはいっても、自分で歯列矯正をしようと決意するには、ちょっと情報が足りないかもしれません。そもそも、自分の歯並びは、矯正を受ける必要はあるのでしょうか。それを考える際には、歯列矯正のメリットも知っておきたいところです。

先ほどもご紹介した通り、歯並びや噛み合わせが悪いと、見た目だけではないデメリットが生まれます。そこで歯列矯正には次のようなメリットがあるのを覚えておきましょう。

  • 歯ブラシが行き届きやすくなり、歯の清掃がしやすくなる
  • 発音が正しくできるようになる
  • 食べ物をしっかりと咀嚼(そしゃく)できるようになる
  • 顎関節症(がくかんせつしょう)などのあごの病気が起こりにくくなる
  • 見た目の劣等感がなくなる

大人の歯列矯正の種類は?

歯列矯正のメリットを知って、もしやりたいという気持ちが起きたら、ぜひその方法を知っておきましょう。例えば、大人の歯列矯正には、次のような方法が取られています。

ワイヤー矯正による大人の歯列矯正

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正の矯正装置は、多くの人が目にしたことがあるでしょう。歯一つ一つに「ブラケット」という小さな装置をつけ、そこにワイヤーを通して全体の歯を固定していく方法です。こうすることで、少しずつ歯を動かしていきます。このワイヤー矯正は、歯列矯正の中でも最も一般的な方法といえます。

従来の金属のワイヤーだけでなく、透明なブラケットやワイヤーを用いることで、目立ちにくい方法で行うこともできます。また、メリットとしては、ワイヤー矯正では非常に多くの症例の歯列が矯正できるところがある点にあります。自分の歯列が特殊だと思っても、ワイヤー矯正なら治すことができる可能性が高いでしょう。

デメリットは、金属なので矯正中の見た目が気になることや、取り外せないことから、歯ブラシで磨き残しが出やすく、虫歯や歯周病の原因を作りやすいことなどがあります。

ワイヤー矯正の詳細はこちら

マウスピース矯正による大人の歯列矯正

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、透明のマウスピースをおよそ2週間ごとに新しいものに交換し、一日20時間以上装着して、徐々に歯を動かしていく矯正方法です。「インビザライン」や「アソアライナー」などが有名です。マウスピースは透明で、装着中の見た目も気になりません。また、大きなメリットとして、取り外せることがあります。食事や歯磨きの最中は取り外すことができるため、歯磨きの困難さがありません。

デメリットは、一日中自分で装着している必要があることです。取り外したくなったら取り外せるということは、自分の責任にも関わってきます。ただ歯並びを治したいという強い意思があれば問題ないでしょう。

マウスピース矯正をする前に知っておくべきことについてはこちら

セラミック矯正による大人の歯列矯正

ジルコニアセラミック

セラミックでできた人工の歯を歯並びの悪い歯に被せることで、見た目の歯並びを治します。デメリットとして、被せる歯を削らなけらばならなりませんが、他の歯列矯正に比べると治療期間が平均半年程度と短く、歯の色も自分で選択できるなどの特徴があります。

セラミック矯正の詳細はこちら

大人の歯列矯正についてのまとめ

歯列矯正は大人でもまだ間に合います。今ではワイヤー矯正だけでなく、マウスピース矯正で目立たず行え、さらにセラミック矯正などの矯正方法も登場しています。各矯正方法にはメリットとデメリットがありますので、必要に応じて検討してみましょう。

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